映像の職人が描いた超リアルな「素粒子」「次元」「インフレーション」

  • 2016/01/25

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    映像の職人が描いた超リアルな「素粒子」「次元」「インフレーション」

    面白いものを見てきましたのでご報告します。素粒子はどんな姿をしているのか、次元は目に見えるのか、宇宙のはじまりはどんな光景だったのか……これら「物理学究極のテーマ」の可視化を本気で試みた映像作品「9次元からきた男」(日本科学未来館製作)の試写会に1月20日、行ってきました。

    果敢にもこのミッション・インポッシブルに挑んだのは、ホラー映画『呪怨』の監督としても有名な清水崇監督、日本を代表する映像作家の山本信一さんら、映像にかけてはプロ中のプロ。監修者はブルーバックス『大栗先生の超弦理論入門』の著者でもある理論物理学者の大栗博司さんです。

    たとえば、上の画像は、超弦理論では物質の最小単位と考えられている「弦」を描いたもの。その動きや質感の表現も、大栗先生のお墨付きとのこと。下の画像はヒッグス粒子の一群で、中を通過する素粒子の動きが遅くなるところまで、科学的に忠実に描かれています。



    さらに「次元」については、主人公である“謎の男”が飼い犬のように「カラビ‐ヤウ多様体」を操るという奇想天外な設定ながら、映像はじつにリアル。


    宇宙のはじまり「インフレーション」も、一瞬の大スペクタクルをリアルタイムで見ているような気にさせられました。

    プラネタリウムのようなドーム型スクリーンと3D映像の組み合わせによって、全方向からシャワーのように映像を浴びながら、宇宙とは何か、物質とは何か、思いをめぐらせる非日常な時間を体験できます。

    ぜひみなさんにお薦めしたいこの映画は、4月20日から日本科学未来館で一般公開されます。予告編はこちらからご覧になれます。

    ©Miraikan


     

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