【サイエンス 7days】第5回 2月29日~3月6日

  • 2016/02/29

    • ニュース

    【サイエンス7days】
    第5回 2月29日~3月6日

    地球のみなさん、こんにちは。わたしは「ブルーバックスの背表紙でおなじみのシンボルキャラクター」です(はやく名前がほしい)。今週も "サイエンス7days" のコーナーをお届けします。

    "サイエンス7days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介する「この日なんの日」のコーナーです。

    今回は今日2月29日から3月6日までの一週間を見ていきましょう。

    2月29日 閏(うるう)年

    今年は4年に一度1年が366日となる閏年です。余計な1日が必要となるのは、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間(=約365.2422日)が、1年(=365日)から少しだけずれているためです。地球が太陽の周りを4周するには4年と0.9688日かかるため、だいたい4年に一度余分な1日を加えることで帳尻を合わせることができるのです。えっ、0.9688日と1日とのずれはどうするのかって? そ、それは……下の関連書籍を読んで勉強します!

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    『連分数のふしぎ』
    驚くほど奥が深い連分数の世界。連分数を使った今よりもずれの少ない暦の作成法も解説されています!

    3月1日 日本で最初の郵便ポストが登場(1871年)

    この年、日本で郵政制度が開始され、東京、大阪、京都、そして3都市を結ぶ東海道の宿場に郵便ポストが設置されました。当時のポストは木製で「書状集め箱」と呼ばれていたそうです。

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    『メールはなぜ届くのか』
    地球の裏側にいる相手にも瞬時に届く電子メール。送ってから届くまでの間、いったい何が行われているのか知っていますか?

    3月2日 日本最古の日食記録(628年)

    日本最古の日食記録は『日本書紀』に「三月丁未朔戊申 日有蝕尽之」と記されています。これは推古天皇36年3月2日に起った日食を記録したものだそうです。じつは来週の水曜日、3月9日に日本全国で部分日食が見られます! みなさんも観察してみてはいかがでしょうか(ただし太陽を直接見るのは厳禁です!!)。

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    『今さら聞けない科学の常識2』
    数年に一度やってくる、日食や月食。なにが起こっているのか正しく説明できますか? 意外と答えられない、科学の疑問を集めた一冊です。

    3月3日 耳の日(1956年)

    耳の日は、難聴や言語障害をもつ人びとの悩みを解決したいという願いから始められたもので、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。ちなみに、耳掃除の道具「耳かき」は中国北部、朝鮮半島、日本を中心としたアジアでしか見られない道具で、欧米ではクリーニング液による耳掃除が主流なのだとか。

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    『驚異の小器官 耳の科学』
    音が聞こえるしくみから、耳掃除のことまで、耳にまつわる科学を網羅。特に「正しい耳掃除の仕方とは」は必読! これを読んだら、いままでの耳掃除は続けられません!

    3月4日 流星が多数落下(1895年)

    この日、西日本で流星が多数観測され、愛媛県に約70kgの隕石が落下しました。じつは、隕石の落下は意外と頻繁に起こっていて、2000年以降だけでも70件以上の報告例があるというから驚きです。先日、「インドで隕石が男性に直撃か?」とのニュースが報じられましたが、物理学者スティーブン・A・ネルソン氏の論文によれば人が一生のうちで隕石の衝突によって死亡する確率は「160万分の1」だそうです。ジャンボ宝くじの一等当選確率は「1000万分の1」なので、宝くじに当たる確率よりも隕石に当たる確率の方が高いことになります。

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    『天体衝突』
    地球や生命の歴史は天体衝突によって作られてきた!? 生命はすこしずつ進化するという科学の常識がいま大きく変化しています。

    3月5日 ベルギーの地理学者メルカトル生まれる(1512年)

    メルカトルは地球の地形を円筒に投影した世界地図を1569年発表。この地図で使われたのが「メルカトル投影図法」です。この図法では経線は垂直に、緯線は水平に描かれ、どの方角へ進めば目的地にたどり着けるのかが容易に読み取れるため、航海の際にもちいられる海図として広く使われました。

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    『非ユークリッド幾何の世界』
    世界地図で日本から東へ進むとどこへたどり着く? 平面と球面のふしぎな関係が「幾何学」から見えてきます。

    3月6日 世界初の市販冷凍食品が登場(1930年)

    発明家のバーズアイが開発した冷凍食品が、米マサチューセッツ州で発売されました。最初の商品は個別包装された冷凍エンドウ豆だったそうですが、割高だったためあまり売れなかったようです。ちなみに家庭用の冷蔵庫が登場したのは1910年代。新しい技術が開発されると、地球人はすぐ食べ物に応用するんですねえ。

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    『料理のなんでも小事典』
    多種多様な調理法やおいしく作るコツを科学的に解説。人類の食べることに対する情熱がぎゅっとつまった一冊です。

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