【サイエンス 7days】第2回 2月8日~2月14日

  • 2016/02/08

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    【サイエンス7days】
    第2回 2月8日~2月14日

    地球のみなさん、こんにちは。わたしは「ブルーバックスの背表紙でおなじみのシンボルキャラクター」です(まだ名前はありません)。今週も "サイエンス7days" のコーナーをお届けします。

    "サイエンス7days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介する「この日なんの日」のコーナーです。

    第2回 は 今日2月8日から2月14日までの一週間を振り返ります。

    2月8日 遺伝の法則発見を報告(1865年)

    オーストリアの生物学者G・J・メンデルが、ブリュンの自然研究会で「メンデルの法則」を発表しました。しかし、発表当初はその重要性に気づいた人はおらず、発表後35年を経た1900年に他の植物学者がこの法則を再発見し、埋もれていたメンデルの論文が評価されるようになりました。わたしもながらく本の背表紙にひっそりと立って忘れられていましたが、約半世紀ぶりに再発見され、急にたくさん働かされています。本当になにが起こるかわかりませんね。

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    『DNA(上・下)』
    メンデルの発見からヒトゲノムの完全解読にいたるまで。遺伝学の発展をたどります。

    2月9日 ジャンボジェット機が初飛行(1969年)

    当時としては世界最大の旅客機「ボーイング747」が、試験飛行に成功しました。その後ボーイング747には多くのモデルが製造され、2005年にエアバスA380が登場するまで超大型旅客機の市場を独占しました。

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    『図解・ボーイング787 VS. エアバスA380』
    21世紀の最新機ボーイング787とエアバスA380。その製造にいたる経緯から性能まで徹底分析します。

    2月10日 人工放射能の研究でノーベル化学賞を受賞(1935年)

    フランスの物理学者、J・F・ジョリオ・キュリーとイレーヌ・ジョリオ・キュリーの夫妻が、人工放射能を発見した業績によって受賞しました。受賞のもとになった論文は、何とたったの1ページだったそうです。ちなみにこのイレーヌさんは、有名な物理学者キュリー夫妻の長女で、なんとこの一家で通算5度もノーベル賞を受けているというから驚きです。

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    『放射能と人体』
    放射線の生体への影響を科学的観点から検証します。今だから知っておきたい情報が満載です。

    2月11日 国産初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げ(1970年)

    東大宇宙航空研究所(現在の宇宙科学研究所)によって鹿児島県内之浦町から打ち上げられました。その後「おおすみ」は33年間軌道上にありましたが、2003年の8月2日に大気圏に突入し燃え尽きました。わたしが地球にやってきたときには、人工衛星なんてほとんどいなかったのに、いまでは3000機以上の衛星が飛んでいます。地球のまわりもだんだん混雑してきました。

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    『小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦』
    世界が注目する日の丸プロジェクト、その全貌を徹底解説します!

    2月12日 博物学者チャールズ・ダーウィン生まれる(1809年)

    ダーウィンは1859年に自然淘汰説を発表、翌59年には『種の起源』を刊行し近代的進化論の基礎を確立しました。

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    『進化から見た病気』
    進化論をもとに病気を中心とした、ヒトの身体に起こる不都合の意味を探る「ダーウィン医学」。現代医療の問題点や、新しい「病気とのつきあい方」が見えてきます。

    2月13日 気象協会がスギ花粉予報を開始(1990年)

    花粉症はIgE抗体が関与して起こるアレルギー性疾患です。日本で初めてスギ花粉症が発見されたのは1963年、それから約50年の間に、花粉症が起こるメカニズムはほぼ解明されましたが、なぜ現代になって花粉症が蔓延したのかはまだわかっていないのだとか。幸運なことに(?)わたしの故郷には花というものがありませんので花粉症とは無縁だったのですが、最近は目が痒くなってきたような気もします……。

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    『現代免疫物語』
    日光杉並木の周辺で発生していた原因不明の目のかゆみや鼻づまり。それは日本初のスギ花粉症だった。免疫という驚異のしくみを物語仕立てで紹介します。

    2月14日 ドイツの数学者D・ヒルベルト没(1943年)

    ユークリッド空間を無限次元に拡張した「ヒルベルト空間」でも知られるヒルベルトは、1900年に「現代数学の23の未解決問題」を提出し、数学の発展に多くの目標を与えました。

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    『リーマン予想とはなにか』
    「23の未解決問題」にも含まれ、ヒルベルト自身も取り組んだ数学の大問題「リーマン予想」。その数学的な意味や歴史を知るのに最適な一冊です。

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