【サイエンス 7days】第8回 3月21日~3月27日

  • 2016/03/21

    • ニュース

    【サイエンス7days】
    第8回 3月21日~3月27日

    地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今週も "サイエンス7days" のコーナーをお届けします。

    "サイエンス7days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介する「この日なんの日」のコーナーです。

    第8回 は 今日3月21日から3月27日までの一週間をみていきましょう。

     

    3月21日 「明石海峡大橋」が完成(1998年)

    本州四国連絡橋のひとつで、兵庫県神戸市と淡路島の間、明石海峡に架かる全長3911メートルの世界最長の吊り橋です。この日、完成記念のブリッジウォークが開催され、約8万人が初めて橋を渡りました。長さもさることながら、橋を吊る主塔の高さも約300メートルと、東京タワー(333メートル)に匹敵する巨大なものとなっています。

     

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    『図解・橋の科学』
    明石海峡大橋の巨大な主塔を支える橋脚は、直径80メートル。テニスコート20面分もあるコンクリートの土台が海中に設置されています。激しい海流や風にも耐える巨大な橋は、どのように作られるのか。驚きの知恵とワザをご紹介します。

     

    3月22日 東京放送(のちのNHK)が日本初のラジオ仮放送(1910年)

    東京都港区芝浦の仮スタジオから放送されたアナウンサーの第一声は「アーアー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送局であります」でした。ちなみに「JOAK」というのは、東京放送に割り当てられた識別符号(コールサイン)で、「J」は日本、「A」は最初の放送局であることを表しています。では、残りの二文字「O」と「K」はどのように決められたのでしょうか? 正解は、「明るく発音しやすいから」なんだそうです。

     

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    『手作りラジオ工作入門』
    信号が強くなったり弱まったり、雑音で消えたり……、こんな雰囲気で受信するからこそ、遠くからの電波をキャッチしているという実感が湧きます。ラジオ好きなら一度は挑戦してみてはいかがでしょう。

     

    3月23日 世界気象デー

    1950年のこの日、世界気象機関条約が発効。その10周年を記念して設けられた記念日です。世界気象機関は、気象業務への理解の促進のために毎年キャンペーンテーマを発表しており、今年のテーマは"Hotter, drier, wetter. Face the future."「より暑く、より乾いた、より雨の多い――将来と向き合う」です。より暑く……今年の夏も心配です。

     

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    『謎解き・海洋と大気の物理』
    世界中で異常な天候を引き起こすという、エルニーニョやラニーニョ。どうして近隣諸国だけでなく、遠い日本にも影響をおよぼすのか。地球規模の「流れ」が引き起こす気象現象をわかりやすく解説します。

     

    3月24日 結核菌を発見(1882年)

    この日、ドイツの細菌学者R・コッホが肺結核患者の喀痰から結核菌を発見したことを発表。結核が細菌による伝染病であることを証明しました。コッホは結核菌の他にも、炭疽菌やコレラ菌の発見者としても知られ、感染症研究の発展に大きな貢献をしました。

     

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    『現代免疫物語』
    ストレプトマイシンなどの抗生物質によって抑え込まれた結核が、ふたたび世界で流行しています。過去の病気と思われていた結核の復活に、地球人類はどう立ち向かうのか。宇宙人のわたしも夢中で読んでしまいました。

     

    3月25日 電気記念日

    1878年のこの日、日本初の電灯が点灯。50個のフランス製アーク灯が、東京・虎ノ門の工部大学校(現・東大工学部)の講堂を照らしました。アーク灯の原理は1815年にイギリスの科学者デーヴィによって発見され、1862年から実用に応用されはじめたそうです。当時のアーク灯は点灯時間が短く、15分程度が限界だったため、1789年にエジソンが発明した、40時間も点灯できる電球は画期的なものでした。

     

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    『電気発見物語』
    見えない電気がいかにして発見され、どのようにその正体が明らかにされてきたか。歴史をたどりながら、電気とは何かを解説します。

     

    3月26日 ドイツの統計学者エンゲル生まれる(1821年)

    家計支出に占める食料費の割合を示す「エンゲル係数」を、1857年の論文で発表しました。「エンゲル係数」は生活水準を計る尺度として用いられ、一般的にはエンゲル係数が高いほど生活水準は低いとされます。が、この傾向は現在の日本では当てはまらなくなってきているようです。統計は正しく使えば強力な手法ですが、一歩間違うと大きな誤解を生むこともあります。

     

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    『統計でウソをつく法』
    1968年の発売から売れ続けているブルーバックスの大ベストセラー。無味乾燥と思われがちな「統計」の考え方を、数式を使わずユーモアたっぷりに解説します。

     

    3月27日 ジャンボ機「ボーイング747」同士が衝突(1977年)

    スペイン領カナリア諸島のロス・ロデオス空港で、滑走中のKLMオランダ航空機に、横からパンアメリカン航空機が衝突し、爆発、炎上。575名の死者を出す、航空機史上最悪の事故となりました。

     

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    『飛行機事故はなぜなくならないのか』
    飛行機事故による死者は、全世界で年間500人程度。自動車事故に比べると飛行機事故で死ぬ確率は圧倒的に低いのですが、宝くじに当選する確率よりは高いことになります。過去の飛行機事故の事例を分析・検証し、事故を減らすために機材や安全装置がどのように進歩してきたかを解説します。

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