【サイエンス 7days】 第22回 6月27日~7月3日

  • 2016/06/27

    • ニュース

    第22回 6月27日~7月3日
    「特殊相対性理論」が完成!

    地球のみなさん、こんにちは。毎度おなじみ、ブルーバックスのシンボルキャラクターです。今週も "サイエンス7days" のコーナーをお届けします。

    "サイエンス7days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介する「この日なんの日」のコーナーです。

    第22回 は 今日6月27日から7月3日までの一週間をみていきましょう。

     

    6月27日 世界初の原子力発電所が運転開始(1954年)

    世界初の原子力発電所オブニンスク原発が、この日運転を開始しました。オブニンスクは原子力発電所の開発のため建設された科学都市で、モスクワから南西約100キロメートルに位置しています。オブニンスク原発は2002年4月29日に停止されるまで、50年間近くにわたって運転を続けました。ちなみに、日本の原子力発電所第一号は茨城県の東海発電所で、運転を開始したのは1966年7月25日のことです。当時はクリーンなエネルギーとして期待されていた原子力発電ですが、現在では核廃棄物の処理など問題が山積みです。現在の技術・知識で将来を考えることの難しさを思い知らされます。

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    日本の商用原子力発電所すべての運転開始日や、過去の主なトラブルをまとめたデータブック。これを見れば、福島第一原発事故後に各原発でどのような津波対策がとられているのかもわかります。

     

    6月28日 パフェの日

    グラスにアイスクリームや、フルーツ、生クリームなどを盛り付けたデザート「パフェ」。その記念日がこの日、6月28日なのです。「6月28日」と「パフェ」、一見なんのつながりもなさそうですが、いったいどんな理由でこの日がパフェの日になったのかご存じでしょうか? じつは編集部員がこの日とパフェの関係について、ある大発見をしたそうです。その詳細は当日のニュースをお楽しみに。

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    6月29日 初代iPhoneがアメリカで販売開始(2007年)

    この日、初代iPhoneがアップル社から発売されました。販売店に1000人以上の行列ができるほど話題となり、発売から74日で販売台数は100万台に達しました。日本では、初代iPhoneは通信方式の問題で使用することができず、2008年に発表されたiPhone 3Gから販売が開始されました。発売当初はこれほどスマホが普及するとは思ってもいませんでしたが、いまではほとんどの携帯電話がスマホになっています。さらに、ブルーバックスをiPhoneで読むことだってできるというから驚きです。

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    6月30日 アインシュタインが相対性理論を発表(1905年)

    ドイツ生まれの物理学者アルバート・アインシュタインが、「特殊相対性理論」を完成し、この日『アナーレン・デア・フィジーク』誌に原稿を提出しました。論文のタイトルは「運動物体の電気力学について」というもので、いささか地味な印象がありますが、雑誌が発行されるやいなや、物理学に革命をもたらす成果として専門家から絶賛されたそうです。アインシュタインはこの理論をさらに発展させ、1915年にはより応用範囲の広い「一般相対性理論」を完成させることになりました。

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    『相対性理論の世界』
    相対性理論が解明する不思議な世界を、身近具体例をあげながらやさしく解説。1966年発売の本書はブルーバックスの中でも、もっとも長く読み継がれている書目のひとつで、アインシュタイン自身も賞賛した必読書です。

     

    7月1日 郵便番号制度が始まる(1968年)

    郵便物の仕分け作業のスピードアップのため、東京・中央郵便局で郵便番号自動読取区分機の運転が開始されました。当時は5ケタの郵便番号が使われており、手作業の約7倍の速さで仕分けが可能だったそうです。現在の最新機種では郵便番号にくわえて手書きされた住所も読み取っており、1時間当たり4~5万通の手紙を仕分けることができるそうです。さらに郵便物を実際に配達される順番に並べ替える道順組立機能も搭載されているのだとか。いつかは配達までドローンで自動化されるような時代がやってくるのでしょうか……。

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    もっとも効率よく手紙を配達できる経路を見つけるのはどれくらい難しいことなのか。この疑問と密接にかかわっているのが「P≠NP」問題です。100万ドルの懸賞金が懸けられた現代数学の未解決問題を詳しく解説します。

     

    7月2日 欧州宇宙機関がハレー彗星探査機「ジオット」を打ち上げ(1985年)

    この日、欧州宇宙機関(ESA)が、ハレー彗星の核を撮影することを目的とした探査機「ジオット」を打ち上げました。探査機は、翌1986年の3月14日に、核まで約600キロメートルの地点まで接近。表面からガスが噴き出している様子など撮影することに成功しました。なお、この1986年のハレー彗星地球接近時には、ジオットの他にも日本の「さきがけ」「すいせい」やソ連の「ベガ1号・2号」、アメリカの「パイオニア7号」など各国の探査機が協力して調査を行っており、これらの探査機の一団を“ハレー艦隊”と呼ぶそうです。

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    『小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦』
    2014年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」は、現在地球から5000万キロメートルの彼方を飛行中です。2018年に小惑星「リュウグウ」に到着し、2020年に地球に帰還するまでのミッションがこの一冊でわかります。

     

    7月3日 初の太平洋横断海底ケーブルが設置される(1903年)

    アメリカのサンフランシスコから、フィリピンのマニラまでをつないだ太平洋横断海底ケーブルの設置が、この日完了しました。この年の初めに開通したサンフランシスコからハワイまでの海底ケーブルを延長する形で設置されたもので、1950年代まで、アメリカ本土と太平洋地域間の通信を支える中心的なインフラとして利用されました。さらに、この海底ケーブルは1906年には上海経由で、日本まで延長されています。

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    『今さら聞けない科学の常識』
    さらに海底ケーブルのことが気になる方には本書の第8章がおすすめです。その他にも、血液型や紫外線やコラーゲンのことなど、生活と関わる科学の常識を全102項目で解説します。

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