美しい海の“桜吹雪”の陰で──寿命が短くなる幼生たち

  • 2017/03/24

    • 連載

    美しい海の“桜吹雪”の陰で
    ──寿命が短くなる幼生たち

    好評をいただいている短期集中連載『サンゴ礁からの警鐘 「7割死滅」の次に待ち受けていること』は、今回配信の第3回で新局面を迎えます。

    まずは、夜の海で行われるサンゴの「一斉産卵」のようすをとらえた写真をご覧ください。
    海底から湧き上がる、無数の小さな丸い粒。暗い海中をはらはらと舞うそのさまは、個々の粒がピンク色をしていることもあいまって、まるで桜吹雪を見ているようです。
    やがて受精し、幼生となった彼らは、新たな定住先を求めて海を漂う。それも、長ければ数週間をかけて──。

    そのようにして分布を広げ、長大な時間をかけてサンゴ礁を築いてきた彼らの生活サイクルにも、大きな異変が生じています。
    幼生が短命化し、供給源を断たれつつあるサンゴ。いったい何が起こっているのか。「大量白化」の陰で静かに進行する「次なるリスク」をあぶり出します。

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