今日は「パフェの日」! その由来は?

  • 2017/06/28

    • ニュース

    今日は「パフェの日」! 
    その由来は?

    みなさんは、今日6月28日が「パフェの日」とされていることはご存じでしょうか?

    「パフェ」とはそもそも、フランスの料理人が「完全なお菓子」をめざしてつくったもので、そのためフランス語で「完全」を表す「parfait」という名がつけられたそうです。日本では「パフェの日」を定めるにあたり、「完全」にちなんで、巨人軍の藤本英雄投手が1950年に日本で初めて完全試合を達成した日が選ばれました。それが6月28日だったのです。

    このこと知ったブルーバックスのYは、さっそく、編集部でこの話をドヤ顔で語りました。

    ところが、そのとたん、聞いていた部員TとZから、
    「えーっ!」「信じられない!」
    と、なぜか驚きの声があがったのです。これには逆に、Yのほうがびっくり。
    さて、ここで問題です。「パフェの日」の由来を聞いたTとZは、なぜ驚いたのでしょうか?

     

    TとZが、なぜそれほど驚いたか、それは、6と28が「完全数」だからです。
    完全数(英語ではperfect number)とは、その数の約数から、その数自身を除いたものの和が、その数自身と等しくなる自然数のことです。
    たとえば6の約数は1、2、3、6です。このうち自分自身(6)を除いた1、2、3の和は6になるので、6は完全数です。
    また、28の約数は1、2、4、7、14、28です。自分自身(28)を除いた1、2、4、7、14の和は28ですから、28も完全数です。
    なんと、6月28日とは奇しくも、完全数だけでできている日、まさに完全無欠の「パフェな」日なのです! 史上初の完全試合が達成されたのが、よりによって、そのような日だったのです! TやZならずとも、これには驚かざるをえないでしょう。
    しかも、調べてみると、28の次に大きい完全数は496。カレンダーにはもちろん存在しません。というより、カレンダーに登場する完全数はそもそも、6と28だけ。つまり6月28日は、1年で唯一のオンリー完全数の日なのです!

    こうしてみると、藤本英雄投手(写真は完全試合達成の前年のもの)がこの日に史上初の完全試合を達成したことは、ただの偶然とは思えないほどです。もしかしてこの人、すごい数学オタクで、この日に完全試合をやってやろうと狙っていたのでは? なんて憶測をする編集部員もいました。ところが、事実はむしろ逆でした。
    もともとこの6月28日、藤本投手は登板の予定はなかったのに、先発予定だった投手が急に腹をこわしたため、突然に回ってきた代役だったというのです。前夜、明日は休みと思っていた藤本投手は朝まで麻雀をしていて、ほぼ一睡もしていない状態で先発を言い渡され、それでも完全試合を達成してしまったのです! これはこれですごい話です。

     

    そうそう、将棋の史上最年少棋士で、デビュー戦から連勝を続けている藤井聡太四段が、歴代単独1位となる29連勝を達成したという快挙が大きく報じられていますが、そのニュースの中にも「完全数」が登場していたことにお気づきでしたか?

    それまでの28連勝という記録を持っていた神谷広志八段がこんなコメントをされていたのです。

    「28という完全数は一番好きな数字ですので、それが一位でなくなることは個人的に少々寂しい」

    神谷八段は、はたして、完全数まで勝ち続けてやろうと狙っていたのでしょうか? この美しい記録が破られてしまったのは、すこし残念な気がしますね。
    ぜひ、藤井四段には次の完全数である496連勝を目指して頑張ってほしいものです!

新着情報一覧

ページTOPへ