第33回講談社科学出版賞は『人類と気候の10万年史』

  • 2017/07/21

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    第33回講談社科学出版賞は
    『人類と気候の10万年史』

    毎年度、国内で刊行された一般向けの科学書の中からすぐれた著作を選ぶ講談社科学出版賞は、日本では唯一のサイエンスに特化した出版賞です。その第33回(平成29年度)の最終選考会(選考委員は黒田玲子・小林誠・竹内薫・西成活裕・藤嶋昭の各氏)の結果、『人類と気候の10万年史』(ブルーバックス)の受賞が決定しました。同賞をブルーバックスが受賞するのは、これで8回目のことです。

     

    著者の中川毅さんは1968年生まれ、現在、立命館大学の古気候学研究センター長を務めておられます。専門の研究分野は古気候学、地質年代学です。

     

     

    福井県・水月湖の湖底に存在する、7万年もの歳月をかけて降り積もったふしぎな縞模様。1年に1枚ずつ、薄皮を重ねるようにしてできあがったその「年縞(ねんこう)」には、時季によって異なる堆積物が含まれており、かつてこの地球が経験した気候変動の記録が刻まれています。1991年に発見され、年代測定の世界標準となった水月湖の年縞。“気候学におけるタイムマシン”は、いったい何を語りかけてくるのか──。

     

     

    「語られている事象のスケールと、人の一生とのスケールの違いのコントラストに感銘した」
    「自らしか知らないエピソードがふんだんに盛り込まれていて、謎が解き明かされていく過程にワクワクした」。

     

    選考委員からも絶賛の声が多く寄せられた快作です。この機会にぜひご一読ください!

     

    『人類と気候の10万年史』
    過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか

    中川毅 著  定価:920円(税別) ISBN978-4-06-502004-3

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