講談社ブルーバックスシリーズの特設ページ
カラー図解 Javaで始めるプログラミング 知識ゼロからの定番言語「超」入門
お知らせ
- 『カラー図解 Javaで始めるプログラミング』が刊行されました(2017年4月20日)
Windows10 Creators Update(バージョン1703:2017年4月以降)をご使用の場合について
書籍27ページ
「コマンドプロンプト」が、「Windows PowerShell」に変更されています。
Windows PowerShellをコマンドプロンプトのかわりにお使いいただくか、同じメニューで「ファイル名を指定して実行」を選択し、「cmd」と入力してコマンドプロンプトを起動してください。
書籍195ページ
メニューに「コントロールパネル」がありませんが、「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「システム」のかわりに、同じメニューの「システム」で選択できます。その後、表示される画面の右欄にある「システム情報」を選択すると、左欄に[システムの詳細設定]が表示される画面になります。
サンプルプログラムのダウンロード
サンプルプログラムは、こちらよりダウンロードできます。
ダウンロード一式に含まれているプログラム名と掲載ページは以下ととおりです。
Sample.java(56ページ)、Sample1.java(25ページ)、Sample2.java(49ページ)、Sample3.java(67ページ)、Sample4.java(81ページ)、Sample5.java(90ページ)、Sample6.java(100~101ページ)、Sample7.java(128~129ページ)、Sample8.java(134~135ページ)、Sample9.java(164ページ)、Sample10.java(176~177ページ)
コンパイルから実行までの手順
書籍の「やってみよう」でJavaを体験する際の参考資料として、コンパイルから実行までの手順をまとめています。
こちらからご覧ください。
よくあるエラーと対処法
「javac」コマンドでコンパイルを行うときと、「java」コマンドを実行するときによくあるエラーとその対処法を紹介しています。
こちらからご覧ください。
【注意】
本書で紹介しているコンパイルやプログラムの実行は、Windows 10で行っています。
コンパイルに使用したJDKのバージョンは8です。
本書で掲載している画面は、Windows 10を使用したときのものです。
他の環境でご利用の場合、画面の表示が一部異なることがありますので、あらかじめご了承ください。
本書の解説は、パソコンの基本操作(インターネットからのダウンロードやソフトウェアなどのインストールなどを含む)をすでにマスターしている方を対象にしております。
コンパイルから実行までの手順
ここでは、Cドライブの下に「SampleJ」というフォルダを作り、その中に保存した「Sample1.java」をコンパイルして、実行するまでの手順を示します。
【1】コマンドプロンプトを起動する
Windows 10では、画面左下隅のスタートボタンを右クリックするとメニューから「コマンドプロンプト」(またはWindows PowerShell)を起動できます。
【2】ソースコードを保存したフォルダ(ディレクトリ)に作業場所を移動する
ここでは「SampleJ」フォルダに移動するため、
cd c:¥SampleJ
と入力し、[Enter]キーを押します。
【3】「javac」コマンドでコンパイルを行う
javac Sample1.java
と入力し、[Enter]キーを押します。
「javac」を扱うためには、「環境変数」(書籍の195~196ページにて紹介)を正しく設定しておくことが必要です(コンパイル時に エラーが表示される場合は、「環境変数」の設定をご確認ください)。
コンパイルがうまくいくと、ソースファイルが保存されていたディレクトリに、「Sample1.class」というバイトコード(クラスファイル)が作成されます。
【4】「java」コマンドで実行する
java Sample1
と入力し、[Enter]キーを押します。 正しく実行されると、次のように表示されます。
よくあるエラーと対処法
【3】の「javac」コマンドでコンパイルを行う際のエラー
●「内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。」などのエラーが出る
→ コマンド名「javac」を正しく入力したか確認してください。
→ 環境変数の設定(195~196ページ)を確認してください。
PATHの指定中のJDKのインストール先が正しいか確認してください。
●「……ファイルが見つかりません」などのエラーが出る
→ コマンドの後のファイル名を正しく入力したか確認してください。
→ ファイル名を正しく保存したかどうか確認してください。
Windowsのフォルダで「ファイル名拡張子」を非表示にしている場合、ファイル名に表示されない拡張子「.txt」がついて保存される場合があります。拡張子を表示して「.txt」は削除してください。
→ 【2】のcdコマンドで正しいフォルダ(ディレクトリ)に移動したか確認してください。
●「クラス名XXが受け入れられるのは……」などのエラーが出る
→ コマンドの後のファイル名の拡張子「.java」を正しく入力したか確認してください。
●その他のエラーが出る
→ ソースコードを正しく入力したか確認してください。
大文字・小文字も正しく入力してください。
空白は半角英数字モードで入力します。全角の空白が入ると見つけづらいので注意してください。
【4】の「java」コマンドで実行する際のエラー
●「内部コマンドまたは外部コマンド、操作可能なプログラムまたはバッチファイルとして認識されていません。」などのエラーが出る
→ コマンド名「java」を正しく入力したか確認してください。
●「メイン・クラスXXが見つからなかったかロードできませんでした」などのエラーが出る
→ コマンドの後に指定する名前(クラス名)を正しく入力したか確認してください。
大文字・小文字も正しく入力してください。
拡張子「.class」は必要ありません。
→ ソースコード中のclassの後の名前(クラス名)を正しく入力したか確認してください。
大文字・小文字も正しく入力してください。