伝説の名著、いよいよ電子化!『統計でウソをつく法』本日配信

  • 2016/10/21

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    伝説の名著、いよいよ電子化!『統計でウソをつく法』本日配信

    「統計学という秘密の言葉は、事実がものをいう社会では、人に訴える力が非常に大きいので、物ごとを評判にしたり、誇張したり、混乱させたり、また極度に単純化してしまうのによく利用されている。(中略)しかし、そういった言葉を正しく理解して使う人と、その言葉の意味がわかる人とがそろっていなければ、結果はナンセンスな言葉の遊びにすぎない」

     あらゆる情報がデジタル化され、ウェブを介して飛び回る現代社会への警鐘かと思いきや、この一節は、1968年7月に刊行されたブルーバックス初期の名著、『統計でウソをつく法』の前書きからの引用です。原著はさらにその14年前、1954年に書かれていますので、著者であるダレル・ハフさんの指摘は、時代を超えた名言といっても過言ではないでしょう。

     それを裏づけるように、通巻番号120番の本書は現役バリバリのロングセラーで、累計部数も30万部を突破しています。そして、待望久しかった電子版がいよいよ本日、配信スタートとなりました!

    「ウソには3種類ある――ウソ、みえすいたウソ、そして統計だ」

     19世紀末に二度にわたって英国首相を務めたベンジャミン・ディズレーリは、こんな言葉を残しているそうです。だまされないためには、まずだます方法を知ること――本書のキャッチフレーズは、今なおみずみずしさを失っていません。既読の方も未読の方も、ぜひこの機会に、手にとってみてください。

     

     


    "国民所得が1年にどのように変化したかを示すとしよう。(中略)
    ただこのことを表すだけでよいというのなら、このグラフで十分である。
    しかし、相手を説得し、見る人をびっくりさせ、実際に行動に駆り立て、
    何かを売りつけたいという場合ならどうだろう。"(本書より)

     

     


    "それでは下の方をちょん切ってしまおう。(中略)
    数字は同じだから曲線も同じであり、したがって同じグラフである。
    何も変えられてはいない――グラフから受ける印象を別にすれば。"(本書より)

     

     


    "さてせっかくだまし方をおぼえ始めたのだから、グラフの端をカットするだけでやめる手はない。
    これとはくらべものにならないくらい効果のあるトリックがあるのだから。(中略)
    これは、ただ、タテ軸とヨコ軸との比率を変えればよいのである。
    これに対する制約など何もないし、これを使えばグラフはずっとすっきりする。"(本書より)

     

     

    『統計でウソをつく法』
    著:ダレル・ハフ、訳:高木秀玄

    あなたは、統計という数字の魔術にだまされている!? 無味乾燥と思われがちな「統計」の考え方、操り方を多くの実例とユーモア溢れる筆致で説く。

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